まだ完読できていませんが、ローレンス・J・ピーター (著)「ピーターの法則~創造的無能のすすめ」という本に出会いました。本当に偶然というか、ふとしたきっかけだったのですが、確かこの本について書かれているブログを見かけて調べたらここに辿りつき興味を持ったというぐあいです。

ピーターの法則

私は普段、評する事ができるほどたくさんの本を読むわけではない事と、こういった書評的な文章は小学校の感想文程度のレベルなのでw、そこはまぁ得意な方々に任せるとして、読んでみて感じた事、思った事などつらつら書いてみたいと思います。興味のない方は適当に読み飛ばして頂ければと思いますが、これからこの本を手に取ろうと思っている方々へささやかではありますが参考になればと思います。

ローレンス・J・ピーター,レイモンド・ハル
ダイヤモンド社
発売日:2003-12-12

ピーターの法則とは?

  • 組織構成員の労働に関する社会学の法則。(階層社会学)
  • 階層社会では、すべての人は昇進を重ね、おのおのの無能レベルに到達する
  • 要約してしまうとなんだか難しい話のように聞こえますが、人は誰しも、ある階層で機能しなくなるまで=「無能」になるまで昇進し、無能なレベルに達するとそこで昇進が止まる。と本書では唱えられています。そしてそれは誰しもが必ずそうであり、この法則からは逃れられないと説いています。

    本書では階層社会学の視点から数多くの事例とともに、人がどのようにして無能化していくかを解説してくれています。なんだか読めば読むほど現実を突きつけられているようで悲しくなっていきます。
    正常な人間の感情としては、そんなハズはないでしょ。と思いたくもなりますが、ピーターの法則には説得力があり、頷いてしまう事も多いのは確かです。

    分かりやすい一例として下記のような例があります。

    例えばここに教師Aがいたとする。Aは生徒の教え方が上手く、Aの受け持つクラスの成績は他のクラスよりも30%も高い。Aは優秀な教師なのである。

    Aはその優秀さを認められて「教頭」に昇進する。教頭になると生徒を教える代わりに一般の教師達の管理をしなければならない。生徒に上手く教える事と先生達を管理する事では違う能力が要求される。もしAが管理業務をこなせなければ、この学校は一人の優秀な教師を失って、代わりに無能な教頭を一人得る事になる。そして無能な教頭はそれ以上昇進しない。

    Aが管理能力にも秀で教頭としても有能ぶりを発揮した場合、いずれ彼は校長に昇進する。校長になると、学校の代表として生徒の父兄や教育委員会といった人達相手の対外業務が増えてくる。校長には教頭とは又違った能力が要求されるのだ。もしAが校長としての仕事を上手くこなせなかったら、この学校は優秀な教頭を失って無能な校長を得る事になる。そして無能な校長はそれ以上昇進しない。

    Aは校長としても優秀だったので、教育委員会の委員に抜擢された。教育委員会の仕事は…
    (関心空間より抜粋)

    社会生活を行う人であれば、絶対に逃れられない。そんなピーターの法則ですが、逃れられない事を前提にどう向き合って対処していくか。本書の最後はそんな締めくくりで終わる事と思います。(まだ読破できてなくすみません。)

    この本は、どんな人にオススメなのか。想いを走らせてみると…

  • いわゆる中間管理職のポジションにいる人
  • 会社・企業経営者
  • あたりになるのではないでしょうか。

    全てを鵜呑みにしてしまう事はとても危険ですが、今の私にとってはとても有益な内容の本でした。
    興味のある方は是非手に取ってみる事をお勧めします。

    ただし、前述したように、読めば読むほど現実を突きつけられネガティブに悲しくなってきますw ので本書の内容を知った上で、現実で起こるあらゆる事象にどう対応していくかを前向きに考え、向き合っていければ、きっとあなたの生活の質も向上することでしょう。
    おわり。

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